新元号「令和」より宮崎緑さん大島紬のドレスコードと着物のTPO格と種類

2021-07-18

平成31年4月1日

いよいよ新元号発表の日!

と世間が騒いでいても、「令和」なんだ、ふ~~~ん、

という感じで、何が変わるというわけでもなく、フツーに過ごしていたのですが・・・

有識者会議のメンバーのうち、宮崎緑さんの着物がSNSで話題になっているというので、見てみると、「大島紬」で会議に出席されたのですね。

では、今日の記念すべき日かな?この機会に、着物の種類を格(TPO)でみてみましょう。

 

目次

新元号の有識者会議メンバーの宮崎緑さんの着物は「大島紬」

「元号に関する懇談会」のため首相官邸に入る宮崎緑さんのお姿が、SNS上で注目を集めたという。

そのお姿は、白く光沢のある着物に、黒い縁取りのある羽織をはおった姿で「卑弥呼のよう」だとのこと。

卑弥呼って、どんなお姿をされていたのかしら?は、さておき、

宮崎緑さんの着物は、「本場大島紬(つむぎ)織物協同組合」(鹿児島市)によれば、「白大島」と呼ばれるもの。

「紬は普段着という位置付けだが、こういった改まった場所で着ていただきありがたい。魅力が広く伝われば」

と、組合の方がお話しされる通り、紬(つむぎ)は普段着です。

 

紬の着物の由来やドレスコード

紬の由来

紬は、繭や真綿を紡いだ糸を使って織り上げた着物です。

糸を染めてから織る「先染め」の織物です。

元々は、養蚕農家が商品にならない繭を使って仕事着として織られていましたが、各地域の歴史や風土によって受け継がれた伝統技術が高く評価され、洒落着として親しまれています。

大島紬は、奄美大島(鹿児島県)の伝統工芸品で、「絹100%」「先染めした糸を手織りする」等の条件が定められています。

日本の絹織物のうちでも高級品で「着物の女王」と言われる、着物女性の憧れですね。

紬のドレスコード

大島紬のように高級品であっても、紬は、あくまで「カジュアルな洒落着」です。

結婚式や入学・卒業式などの改まった時と場所には合いません。

ショッピングや観劇、美術館、食事会など、街着として着用するのが、適切なTPOです。

 

TPOとは、時と場所、場合に応じて服装などを選ぶこと。

さてさて、

新元号の有識者会議で首相官邸を訪れるという場面で、「カジュアルな洒落着」である「紬」というTPOは適切なのでしょうか。

筆者個人的には、OK!だと思います。

「新元号」と言ったって、堅苦しくなく、ざっくばらんに、新しい時代へ、明るくめでたく進めばいいんじゃないでしょうか。

そして、「大島紬」は、日本の世界に誇れる伝統工芸品です!

来月には「令和」、時が流れても伝統技術を引き継ぐ、というメッセージを込めてお召しになったのかどうかはわかりませんが。

 

着物の格による種類分け

新元号発表の日に注目を集めた「紬」

数ある着物の種類で、どのあたりの位置付けなのか、着物の格と種類をみてみましょう。

細かく説明すると難しくなるので、今回は、堅苦しくなく、ザクッと大まかにみていきましょう。

「格」が高いものから並べます。

 

【格が高い】留袖、振袖 → 訪問着 → 附下 → 小紋 → 紬 → 木綿 → 浴衣【格が低い】

 

一番格が高い、結婚式などの正装する場で着用するのが、「留袖」「振袖」です。

一番格が低いのが、部屋着の「浴衣」です。

「紬」の位置付け、なんとなくでもおわかりになりましたか?

洋服でいうと、ジーパンやシャツぐらいの位置付けになります。

けれども、伝統ある高級品でもあります。

そういった点が、着物の難しいところであり、おもしろいところですね。

 

そういえば、宮崎緑さん、過去には毛皮コートで被災地に入っていましたね。

久々の登場も、衣装で注目を集めました。

今回、宮崎緑さんのおかげで注目を浴びた大島紬や、着物の格、TPOについてでした。

 

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございます。

おおきに!