【秋の普段着物】袷の時期に単衣!ルールよりも気候優先!襦袢で寒暖対策

2021-11-11

今日は何を着る?

季節の変わり目、何を着たら暑くもなく寒くもなく快適なのか…

着る物に悩むのは洋服も和服も同じですね。

街着などカジュアル着物の場合にはその地域の気候やその日の気温、ご自分の体質(暑がり・寒がり)などによって、自由に決めてOKです!

袷やら単衣やら、あれやこれやと着物のルールを言って検挙したがる人がいますが…そんなことは気にせず!

季節の変わり目は洋服でもいろんな格好をして調整しますから、和服も同様、その日の気候と気温に合わせて着ましょう!

とは言っても、温暖化が進んで地球の気候が年々おかしくなってきている昨今、ホンマに着る物に迷いますよね。

今回は、夏が終わり冬が来る前の季節の変わり目、秋の着物と襦袢の選択や寒暖対策のコツをまとめました。

 

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目次

袷の時期に単衣はOK!

単衣は6月と9月に着る物

という着物の季節ルールがありますが、5月でも10月になっても単衣を着ていいですよ!

だって、5月も10月も暑いやん!袷なんて着てられへん。

温暖化で夏が長くなり、春と秋があった?と思うくらい短くなってきているという気候の変化が進む中、

単衣は6月と9月に着る物

という決まりごとは合理的ではありませんよね。

袷の時期に単衣を着てもOK!

6月と9月だけと言わず、気候に合わせて単衣の出番を増やしてあげましょう。

袷と単衣については関連記事がありますので参考にしてみてください。

着物の種類!初心者の季節のルール決まり!袷?単衣?薄物?

衣替えのルールや季節の変わり目に着る着物や着方のコツなど関連記事がありますので参考にしてみてください。

着物の季節と衣替えルール!初心者にもおすすめの通年柄や5月6月9月10月の着物

 

11月の京都、単衣でおでかけしたら快適でした!

単衣の出番を増やしてあげよう!

ということで、袷の時期である11月に単衣でおでかけしてみました。

おでかけ日の気象データ

2021年11月4日

雲が出ているものの、秋晴れの青空

  • 最高気温 21℃
  • 最低気温 11℃
  • 京都市の服装指数 長袖シャツで快適
  • おでかけ時間は日中
  • お出かけ先は無印良品探索

朝晩は冷えて上着がいるものの、日中は穏やかに晴れて上着なしでも過ごせる暑くもなく寒くもない、1年の中でちょうどいい気候。

襦袢2枚+単衣のお召で計3枚

襦袢

まずは一番下に、汗対策としてたかはしきもの工房の満点肌着を着ます。

満点肌着は裾除けと組み合わせて年中着ます。

着物に体からの汗や皮脂汚れが移らないように汗対策は年中必要です

襦袢

汗対策の満点肌着の次は半襦袢を着ます。

紐を結ぶ必要が無いボタンで着る超簡単な半襦袢。

ボタンを掛けるだけで衣紋も決まる優れもの。着付け時間をかなり短縮できます。

満点肌着にうそつき衿と替え袖を付けて襦袢1枚で済ませるのと迷いましたが…

着物を単衣にすると着物の下が1枚だけでは肌寒いかと思い、半襦袢を重ねて着物の下は2枚にするチョイス。

単衣のお召

着物は単衣のお召

着物の季節ルールでは11月は袷なんですけどね…近年は11月の初旬、中旬ぐらいも袷を着て暑かった!という記憶があります。

無彩色で季節感のない物は着用時期を問わず着ることができるのでとっても便利、一軍です。

枚数を多く持てない人には「着用時期を問わずに着ることができる」って大事。

単衣のお召

秋なので帯は濃い目の色で濃紺を選択。着物に季節感が出ない分、帯で秋らしさを心がけます。

半幅帯なので帯揚げ・帯締めは必要ないけど、着物と帯が無彩色なのでアクセントでパステルカラーの帯締めを加えてみる。

着付け完成~いってきます。

外を歩くと、襦袢2枚と単衣着物で体感温度ちょうどいい、正解でした!

11月になっても単衣で快適ですね!

どんどん袷を着る時期が短くなって、単衣の出番が多くなってきています。

 

暑い寒いは襦袢で調整!汗対策は必須!

半襦袢が寒暖対策に便利でおすすめ

  • 袷着物には袷用の長襦袢
  • 単衣着物には単衣用の長襦袢

という襦袢のルールもカジュアル着物であれば気にしなくてもいいです!

カジュアル着物には長襦袢よりも半襦袢のほうがおすすめ。

なぜなら、半襦袢のほうが暑い寒いの寒暖対策がやりやすいからです。

半襦袢であればボトムに着る肌着でも寒暖対策ができます

例えば、今回、ワタクシ、11月のおでかけでは

半襦袢+裾除け

をチョイスしましたが、これから冷え込みが進んできたらボトムを温かいものにして

半襦袢+あったかレギンス

にしてみるなど、襦袢の上下の組み合わせで寒暖対策をすることができます。

着物着付けを習った人には、

  1. 肌着
  2. 長襦袢
  3. 着物

着付けの基本3層構造で習った人が多いかと思いますが、

着物の下に着る襦袢類も気候やご自分のお好みで自由に選んでOK!

長襦袢と半襦袢ではどちらがいいのか?どちらも一長一短で、人それぞれのお好みもあるのでどっちがいいとは言い切れないのですが、

  • 上下の組み合わせで寒暖対策ができて便利
  • 着るだけで衣紋が抜けるなど便利な商品が豊富

という理由で、ワタクシ、半襦袢に落ち着いています。

みなさんも襦袢ジプシーをやってみるとお好みの襦袢がみつかると思いますので、いろんな襦袢を試してみてください。

長襦袢を着なければいけない!

と決めつけずに襦袢も自由に着てOKです!

汗対策の襦袢は必須!

着物の下に着る襦袢類は自由でOKですが、汗対策は必ずしておきましょう。

気温の低い冬季であっても体から水分や皮脂汚れが分泌されています。

汗対策をしてくれる襦袢は必ず着用しましょう。

今回、ワタクシ、11月初旬の京都でおでかけした際の襦袢チョイスは、

  1. 汗対策にたかはしきもの工房の満点肌着
  2. 半衿付き半襦袢

でした。

ご自分に合った襦袢に落ち着くまでは何枚かを試してみることになるかと思います。

ワタクシが選んだ襦袢を紹介しておきますので参考にしてみてください。

ワタクシが襦袢を選ぶ際のポイントは

  • 汗対策
  • 簡単、着付け時短

汗対策におすすめ!年中着用可能!たかはしきもの工房の「満点肌着」

↓↓↓

「半衿付き半襦袢」着付け時短!紐なし!ボタンを留めるだけで衿合わせ決まる!

↓↓↓

 

まとめ

  1. 袷の時期に単衣を着てもOK!
  2. 着物季節ルールよりも気候優先で着る物を選ぶ
  3. 秋に単衣着物にしても帯や小物で秋らしさを心がけてみるとよい
  4. 着物の下に着る襦袢類も自由でOK!
  5. 襦袢もルールより寒暖対策が優先
  6. 汗対策の襦袢は年中着ること

 

  • 11月に単衣
  • 長襦袢着ません
  • 半幅帯に帯締め

ワタクシの着物着方、着物警察に検挙されそうですが(何度も検挙されている)…

着物警察なんて気にせず、自分の着たいものを楽に着ます!

みなさんもご自分なりの楽な着方で、Let’s enjoy kimono!

着物はもっともっと、自由に着ていい!

 

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。

おおきに!

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