長襦袢必要?袖が出る!夏着物の下にもおすすめ!うそつきで簡単着付け!
「ちゃんと、長襦袢を着ています」
私って、うそつき。実は、長襦袢を着ていません。
今回は、着物着付けを簡単、時短にするための長襦袢を着ない方法で、長襦袢の代わりに使う「うそつき」を紹介します。
- とにかく着物を簡単に着たい!
- 長襦袢を上手く着られない!
- 長襦袢の袖が着物から出る!
- 長襦袢を着なくても着ているように見せたい!
- 着物の下に着るものをできるだけ少なくしたい!
- 着物を着た後、長襦袢を洗濯するのが面倒だ!
こういう人は、どんどんうそつきましょう!
長襦袢(ながじゅばん)必要?
長襦袢とは?
襦袢(じゅばん)とは和服用の肌着で、着物が直接肌に触れないようにします。
長襦袢は、肌襦袢と着物の間に着る、洋服でいえば、インナーに相当するものです。
長襦袢の役割
長襦袢の役割には、
- 着物を皮脂から出る汗や脂分から守る
- 着物の衿や袖口から生地を見せるチラ見せファッション
機能性と装飾性の役割があります。
「うそつき」はアカン!?「正直」な着付け
まずは、基本の着付けをザクっと言いますと、
肌襦袢 → 長襦袢 → 着物
という3層構造の上に帯を巻いています。
年中、この3層構造で着なければならない、となると・・・・・
夏は暑い!!!
実は、筆者がうそつきを始めたのは、夏の着物の下に着るのもを少なくしたい!!!
というのがきっかけでした。今では後述する「諸事情」もあり、年中うそつきしてますが。
長襦袢の着付けは侮れません。なぜなら、長襦袢は着物の下地になるので、長襦袢の着付けにシワがありグチャグチャだと着物もグチャグチャ、綺麗に着物を着られません。
ということで、諸事情の2つ目は、長襦袢の着付けを省略して、簡単、時短で着物を着たい!でした。
着物を着た後は、見た目汚れていなくても、汗などの水分を含んでいますので、襦袢の類は洗濯しなければなりません。着物を脱いだ後にできる山・・・・・
ということで、諸事情の3つ目は、洗濯を楽にするため、うそつきを選択しました。
うそつきはアカン?
いえいえ、これだけの諸事情を解決してくれるのですから、OK!ですよ。
それでは、うそつきに登場していただきましょう。
長襦袢を着ない!長襦袢がいらない「うそつき」で簡単!時短!着付け
長襦袢なし!着るものを少なく!簡単!時短!「うそつき」インナー!
もう一度、長襦袢の役割のおさらいです。
- 着物を皮脂から出る汗や脂分から守る
- 着物の衿や袖口から生地を見せるチラ見せファッション
長襦袢を着なくても、機能性と装飾性の両方の役割を果たしてくれる、長襦袢の代わりになるインナーを紹介しましょう!
- 和装用ブラジャー(ユニクロなどのブラ付きタンクトップなどでもOK)
- 補正
- たかはしさんの「満点スリップ」
の順番で着用します。後で紹介する「うそつき袖」と「うそつき衿」を付ければ、長襦袢風の出来上がり!
紐付きのスリップなので、長襦袢を着る時のように腰紐、伊達締めを結ぶ必要がありません。
体に綺麗に添う伸縮性のある生地なので、綺麗な着物の下地になります。長襦袢を上手く着られなくて、上に着る着物の着付けもグチャグチャになってしまう、という人にもおすすめです。
軽やかな着心地ですので、特に、夏に着物を着るときに、着物の下がこれだけ!というのは楽チンです!
もちろん、オールシーズンタイプなので冬もOK!寒い季節には、補正前に冬用肌着を着るといいでしょう。
組み合わせ自由!二部式!
二部式(上下セパレートタイプ)を好む方には、上だけタイプもおすすめです。
着用順は、スリップタイプと同じです。
二部式のいいところは、季節やTPOにより、上下の組み合わせを変えられるところですよね。
また、下は自分の手持ちの裾除けなどを使いたいという方にも、上だけタイプはおすすめです!
たかはしきもの工房の商品はたくさんあってどれを選べばいいのかわからない、
という人がいて、筆者もそうだったのですが、筆者が最初に買ったのが、この「満点肌着」でした。
- 二部式のほうが好き
- 裾除けは手持ちのもので済ませたい
- 長襦袢を着るときは肌着で使える
- とりあえず買ってみて、気に入ったら替え袖などのパーツも買い足してみる
という理由で買ってみました。
満点シリーズ + 衿&袖 でトータル20,000円を超えますので、普段、肌着をスリップタイプを使っている人は「満点スリップ」を、二部式を使っている人は「満点肌着」から「うそつき」を始めてみるのがおすすめです。
ガードル機能付きの裾除けで着姿スッキリ!防水仕様で生理の日も安心!
たかはしさんの裾除けは、ガードル機能もあるんです!
気になる腰回りを引き締め、巻くだけで美しい裾すぼまりのスッキリとした着姿になります。
腰回りが気になる人、どうしても裾すぼまりにならなくて着付けにモヤモヤしている人には、特におすすめです!
また、着物を着る日に生理がきそうっていうことありますよね。
先に紹介したスリップとこの裾除けには、臀部から膝下まで防水布が施されているので、急な生理でも着物が汚れません!
ポケット付きの補正でカスタマイズ!
体の凹凸を整えるのに欠かせない補正。たかはしさんの「満点腰すっきりパッド」は全面がポケット状になっているので、タオルを入れる枚数で自分仕様の補正にすることができます。
また、生地と生地の間に吸湿性を伴った防水布を挟んでいるので、着物や帯に汗が付きにくいのもおすすめです!
たかはしさんの「満点シリーズ」のいいところは、長襦袢を着るときは肌着として使えることです。
長襦袢を着る時 → 満点シリーズ + 長襦袢 + 着物
長襦袢を着ない時 → 満点シリーズ + うそつき衿、うそつき袖 + 着物
やっぱり正直に長襦袢をちゃんと着たい、うそつきに抵抗がある、という人は、まずは大切な着物を守ってくれる肌着として使ってみるのもおすすめです!
着物よりも長襦袢の袖が長い!替え袖で解決!
ここまでは機能性のいいところを紹介してきました。
次は、装飾性をみていきましょう。
替え袖とは、その名の通り、袖を替えることができます。
長襦袢を何枚も持つより、楽で経済的です。
また、リサイクルで買ったアンティークの着物やネットで買った既製品の着物と、手持ちの長襦袢のサイズが合わず、着物の袖から長襦袢の袖が出ている!
なんてことありませんか?!モロ見せはダサい!
替え袖は、脱着する位置を調整できますので、ご自分の着物の袖丈に合わせて付けることができます。
先に紹介した「満点スリップ」と「満点肌着」に付いているマジックテープに、「うそつき袖」を合わせれば衿口のチラ見せファッションが完成です!
簡単!綺麗な衿元で完璧な「うそつき」
衿元は着物姿の命!たかはしさんの替え衿「うそつき衿」は、プロのスタイリストが撮影に使う完成度。
衣紋抜きに付いたゴムベルトで抜いた後の衿をしっかり固定してキープします。
また、衣紋抜きが幅広で、自由自在にお好みの抜きをした後は安定感があります。
半衿が付いたタイプと付いていないタイプがあります。
半衿付のものは、自分で半衿を縫い付ける手間も省けます。
半衿が付いていないタイプを買って、可愛い半衿を縫い付けるのも楽しいですね!
抜いて、留めて、挟む
これだけで簡単に綺麗な衿元の出来上がりです!
うそつきで重要なことは、うそがバレないこと。
うそつき衿&うそつき袖でうそがバレないようにしましょう!
まとめ
- 長襦袢には機能性と装飾性の役割がある
- 長襦袢の代わりに長襦袢風に着ることもできる
着物の世界には、~~~風がたくさんあります。
長襦袢も、長襦袢風に着てOK!楽して、気楽に、どんどん着物を着ましょう!
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございます。
おおきに!
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