帯締め基本!平組?丸組?締め方コツと簡単アレンジ!熨斗目結びも!動画で
帯が綺麗に結べた!
帯揚げも綺麗!
帯締めが緩む・・・・・
残念です。今回は、
- 帯締めがどうしても緩んでしまう
- 帯締めを綺麗に結びたい
- 平組の帯締めがねじれないように結びたい
といった帯締めのお悩み解決をまとめてみました。
まずは、帯締めの種類で、平組と丸組の特徴や締め心地をみてみましょう。
着物初心者の帯締め基本の種類!平組と丸組
帯締めの種類を語り始めると、長~~~~くなりますので、ここでは、基本中の基本、形別に分けて、「平組」と「丸組」の特徴や締め心地をみていきましょう。
平組(平打ち)
平組(平打ちとも言う)は、最も使用されているポピュラーな帯締めで、名前の通り、平らになるように紐を組んだものです。
帯に当たる面積が広いので、安定感がある締め心地が特徴です。
幅の細いものは普段着用で、幅が太くなるほど礼装に向きます。
幅の細い二分紐、三分紐は、帯締めを飾り付けてお洒落として使用します。
丸組(丸打ち)
丸組(丸打ちとも言う)は、円筒形で丸いので、平らな平組に比べて結びやすいのが特徴です。
結んだときの形が整いやすいので、着物初心者さんにも扱いやすい帯締めです。
しかし、形が丸いため、帯の上で転がるように動くことがあるので、安定感では平組に劣ります。
飾りのついた成人式向けに作られたものから、普段着用に作られたものまであります。
成人式用に作られた飾り帯締め以外のシンプルな丸組は、普段着やお洒落着に使いますが、平組よりも格が下がります。
安定感では平組の勝ち、扱いやすさでは丸組の勝ちですね。
帯締めには、帯の形の崩れや、帯の乱れからくる着物の着崩れを防ぐという機能的な役割があります。
なので、帯締めを結ぶ練習には安定感のある平組を使うのがおすすめです。
平組の帯締めで綺麗に結べるようになれば、丸組は簡単です!
次から紹介する動画は、いずれも平組バージョンです。
動画を見るだけでなく、自分の手を動かして練習してみましょう!
帯締めが緩む!緩まない締め方のコツ
いきなり平組のリバーシブルで難しく感じたかもしれませんが、緩まない帯締めの結び方のコツがわかりやすく網羅されていました。
初めは単色の帯締めで練習するのがおすすめです。
慣れてきたらリバーシブルや、柄入りの帯締めも使ってみたくなります。
悩ましい帯締めが、楽しいお洒落になりますよ!
帯締めが緩まないように結ぶコツ、まとめです。
- 体の近くで締める
- いずれかの指(1本の指でOK、動画では人差し指)で、常に帯締めを押さえる(帯締めを自分に押し付ける感じ)
そして、結び目の要の縦線が、左側にあれば正解!
結んだ後も気を抜かず、房は必ず、上になるように仕舞いましょう。
次の動画でも、ひとつひとつのポイントをみてみましょう。
そして、6分ぐらい~の第二の結び方「熨斗目結び」は、
- 結び目の要で帯締めが下がる
- なんとなく綺麗な一本線にならない
そんな帯締めのお悩みをスッキリさせてくれる結び方ですので、ぜひ、試してみてください。
帯締めの結び方簡単アレンジ!熨斗目(のしめ)結び
着物着付け教室で教えてたりする一般的なものが、第一の結び方でした。
教わった通りに結んでも「なんとなく綺麗な一本線にならない、イマイチ」となっていませんでしたか?
熨斗目(のしめ)結びは、
- 結び目の要のきわきわまで一本線に揃う
- 帯留めを飾り付けなくても結び目の要が装飾になる
というスッキリ気持ちのいい、簡単なアレンジですのでおすすめです。
動画で左右逆になるのがわかりにくかった人は、次の自分目線の動画を試してみてください。
熨斗目結びのコツ、まとめです。
- 親指を内側にして、ひっくり返した状態からスタート
- 常に右側にあるものを動かす
最後に、帯締めを結ぶ際の一番のコツです。
一番のコツは、帯締めを「帯締め」と思わず、ただの「ひも」と思って、肩の力を抜いて気楽にやってみてください。
実際、帯締めは紐(ひも)を組んで出来上がったものです。
リラックス、リラックス、ひもを結んでください。
ひも一本あれば帯締めの練習ができますので、いつでも、どこでも練習してみてください。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございます。
おおきに!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません