生憎の読み方と意味・ビジネスメールでの使い方や例文・対義語・類義語

2019-01-08

「今日は、生憎の空模様」「生憎の雨」

よく耳にする言い回し、生憎(あいにく)。

でも、「生憎(あいにく)」って?

この記事では、「生憎(あいにく)」の由来から意味や例文をまとめました。

また、ビジネスシーンでも便利に使える言葉ですので、その使い方を紹介しましょう。

 

目次

「生憎」の読み方

「生憎」は「あいにく」と読みます。

 

「生憎」の由来

「あいにく」は、「あやにく」の音が変化して「あいにく」になりました。

感動詞「あや」と形容詞「憎し(にくし)」から、元々は、「ああ、憎らしい」という意味でした。

それが変化して、今では「憎らしい」と思うような状況を指すようになりました。

「生」は当て字です。

 

「生憎」の意味と例文

生憎の雨だワン!
生憎の雨だワン!

「生憎」には、形容動詞として、「期待や目的に添わない状況になって、都合が悪く残念なさま」という意味があります。

【例文】

  1. 生憎なお天気です。
  2. 生憎の雨で一歩も外へ出られなかった。
  3. お生憎様、ちゃんとひとりでできました、あなたのお世話にはなりません。

3.の例文では、相手の期待が外れたことを、からかう気持ちが含まれています。

 

また、副詞として、「都合の悪いことに、折悪しく」という意味があります。

【例文】

  1. 生憎と留守をしていて失礼しました。
  2. 私は生憎物覚えがいいものでね。

2.の例文では、相手は忘れていてほしかったんですね。相手の期待が外れている、皮肉を込めた使い方もします。

 

「生憎」のビジネスメールでの使い方

ビジネスメール

「生憎」は使い方によっては、からかいや皮肉の意が含まれることがあるので、その使い方には注意が必要です。

ビジネスシーンでは、「生憎」を何かを断るときや、良くない状況を伝えるときに使います。

「できません」「都合がつきません」「不在です」

だけでは直接的すぎる言い方になってしまう場合でも、「生憎」を前につけることで和らぎます。

「申し訳ございませんが、・・・・・」「残念ですが、・・・・・」

という気持ちを伝える「クッション言葉」として使います。

丁寧な表現になりますので、目上の方にも使える言葉です。

では、「何かを断る」場面での、ビジネスメールでの「生憎」の使い方をあげてみましょう。

【例文】

  1. この度はお声掛けいただきありがとうございます。折角のお誘いですが、生憎先約があり参加することができません。
  2. 御連絡いただきましたお打ち合わせの日程ですが、○日は、生憎出張の予定でして、お伺いすることができません。つきましては、・・・・・

お誘いやご提案への御礼+「生憎」+お断り

というふうに、「生憎」をうまく使って、相手を嫌な気持ちにさせないような丁寧なお断りメールを送りましょう。

 

「生憎」の対義語と類義語

「生憎」の対義語は、「折良く、丁度良く」です。

「生憎」の類義語は、「折悪く、都合が悪い、残念ですが」です。

 

まとめ

  • 「生憎」の意味は、「期待や目的に添わない状況になって、都合が悪く残念なさま」「都合の悪いことに、折悪しく」
  • からかいや皮肉が込められる場合もあるので使い方には注意する
  • お断りの言葉の前に「生憎」を添えると、丁寧な表現になるので、目上の人や、ビジネスシーンでも使える

 

お断りって、なかなかはっきりと伝えづらいものですが、「生憎」を使うと、お断りの言葉が和らぎますので、便利な「クッション言葉」として、ぜひ、使い方を覚えておきましょう。

 

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございます。

おおきに!

日本語

Posted by tomo