京都の節分四方参り!吉田神社・八坂神社・壬生寺・北野天満宮

2019-01-15

京都の節分行事は多彩で、どこへ行こうか迷っておられる方、四方参り(よもまいり)はいかがでしょう。

京都で節分に、鬼門にあたる四つの神社仏閣すべてお参りすると、よりいっそうの福を招くとされています。

 

目次

四方(よも)参り

京都御所の四方の鬼門を護る四つの神社(吉田神社、八坂神社、壬生寺、北野天満宮)にお参りすることを「四方参り(よもまいり)」と言います。

鬼門とは鬼(邪気)が出入りする方角のことです。

陰陽道では、北と西が陰、東と南が陽であり、北東と南西は陰陽の境となるため、気が不安定にあることから邪気が入りやすいとされています。

特に北東の方角が表鬼門とされ、節分でも鬼(邪気)はまず、北東の表鬼門にあたる吉田神社に現れます。

追い払われた鬼は次に、南東の八坂神社(または伏見稲荷大社)、

さらに、南西の裏鬼門にあたる壬生寺、

そして最後に、北西の北野天満宮まで逃げてきて、北野天満宮の福部社の中に閉じ込められます。

 

京都の節分祭といえば!吉田神社

節分

毎年、約50万人もの参拝客で賑わい、800もの露店が並ぶ盛大なお祭りです。

吉田神社の節分祭のメインイベントは、2月2日の18時からの追儺(ついな)式で、「鬼やらい」と呼ばれる神事です。

青鬼・赤鬼・黄鬼たちを、輝く四つの目を持つヒーロー「方相氏(ほうおうし)」が追い払います。

鬼たちは、日中も境内を歩き回り、参拝者と仲良く親しまれているので、追儺式で追い払われるのは、なんだか、ちょっと、かわいそうな気がしますね。

豪華賞品が当たる抽選券の付いた「厄除け福豆」も販売されます。

過去の賞品をみてみると、高級ホテル宿泊券・50インチ液晶テレビ・洗濯機・掃除機・パソコンなどの豪華さ。

年初めの運だめしにいかがでしょう。

【住所】京都市左京区吉田神楽岡町30
【交通アクセス】市バス「京大正門前」より徒歩5分
【Webサイト】http://www.yoshidajinja.com/

 

華やかな舞いに酔う!八坂神社

八坂神社

八坂神社の節分祭は、華やか!

4つの花街の舞妓さんが舞いを奉納し、年男・年女とともに舞殿から豆を撒きます。

  • 2日 13時は、先斗町
  • 2日 15時は、宮川町
  • 3日 13時は、祇園甲部
  • 3日 15時は、祇園東

八坂神社でも景品付きの福豆が販売されています。

また、節分祭限定で、一年の災厄除けにご利益のある串札もあります。

祇園に近い八坂神社らしい、華やかな節分を鬼たちも楽しんでいるかもしれませんね。

【住所】京都市東山区祇園町北側625
【交通アクセス】

京都駅から市バス206系統「祇園」下車すぐ

京阪電車「祇園四条」から徒歩5分

阪急電車「河原町」から徒歩8分

【Webサイト】http://www.yasaka-jinja.or.jp/

 

伝統ある狂言で厄払い!壬生寺

壬生寺

幕末に新撰組の本陣が置かれたことで有名な壬生寺。

壬生寺の節分会で有名なのが、「ほうらく割り」と「壬生狂言」です。

ほうらく割りとは、素焼きのお皿(ほうらく)に家族の性別や年齢などを書き、壬生狂言の時にこれを割り厄を払う儀式です。

壬生狂言は、年に3回公演されます。そのうちの1回が節分会ですが、節分会では無料で観賞できます。

2月2日と3日に、1時間毎に、「節分」という演目が、1日8回上演されます。

セリフを用いない動きだけで演じる狂言は、パントマイムの先駆けだったのかもしれませんね。

4日には、ぜんざいの無料接待もあります。

鬼もついつい長居をしてしまいそうなイベント盛り沢山、壬生寺の節分会です。

【住所】京都市中京区坊城仏光寺北入る
【交通アクセス】阪急電車「大宮」または嵐電(京福電鉄)「四条大宮」いずれも徒歩10分
【Webサイト】http://www.mibudera.com/

 

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最後に邪気を封じる!北野天満宮

福は内

北野天満宮の節分祭では、追儺狂言・日本舞踏奉納・豆まきの全てが行われます。

2月3日10時から本殿で節分祭の祭典、13時から神楽殿で追儺式、続けて、上七軒歌舞絵による日本舞踏が奉納され、最後に豆まきが行われます。

北野天満宮では、鬼を追い払うのではなく、福の神が鬼を封じ込めるので「鬼は外」とは言わず「福は内」だけの豆撒きです。

【住所】京都市上京区馬喰町 北野天満宮社務所
【交通アクセス】JR京都駅から市バス50・101系統で30分、「北野天満宮前」下車すぐ
【Webサイト】http://www.kitanotenmangu.or.jp/

 

元々、「節分」とは、各季節がはじまる立春・立夏・立秋・立冬の前日のことで、「季節を分ける」という意味があります。

その季節の分け目には、古来より、邪気が生じやすいと考えられていました。

特に、2月4日の立春は旧暦では正月にあたり、その前日である2月3日の節分は、大晦日にあたることから大事とされ、古くから邪気を追い払うための節分祭が全国各地で行われていて、江戸時代以降は「節分」といえば、2月3日のことを指すのが一般的となりました。

節分祭に春の装いのお着物でお出かけになるのも粋ですね。

 

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございます。

おおきに!

 

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