着物初心者おすすめ!崩れない半幅帯の簡単な結び方とアレンジ5選!動画で
着物初心者さんにとって、帯が緩んだり崩れたりしないかは不安ですよね。
そこで、今回は半幅帯の色んな結び方がある中でも、崩れにくいものを選んでみました。
初心者さん向きなので、もちろん、簡単!アレンジも紹介します!
一番簡単!カルタ結びとアレンジ
崩れにくくて、楽チン!おうち時間にもおすすめ「カルタ結び」
「カルタ結び」は、半幅帯の結び方の中でも、一番簡単な結び方です!
「結び」といいつつ、結ばない!?パタパタと折って、挟むだけ、挟む→崩れにくさ最強です!
胴に巻いた帯が緩まないように、着物クリップはぜひ、活用しましょう。
1分45秒~折る時のコツがあるので、注目!帯の端に合わせて折り返しましょう。
結ばない→背中に結び目ができないので、楽チン、おうち時間にもおすすめです。
では次に、カルタ結びのアレンジもみてみましょう。
リバーシブル帯で可愛い!「カルタ結び」アレンジ
リバーシブル(両面)帯を使うと、裏表の両面の柄が出てお洒落ですよ!
アレンジというと難しそうに思えますが、手順は変わりません、同じ。
蛇腹に折る時に、大きさを少しずらすだけです。
ぜひ、アレンジも試してみてください。
半幅帯の基本の結び方「貝の口」と変わり結び「浪人(侍)結び」
次は、「浪人(侍)結び」という結び方を紹介します。
「浪人(侍)結び」も帯の間に挟むので、崩れにくい結び方です。
「浪人(侍)結び」は、半幅帯の結び方の王道とも言える「貝の口」のアレンジですので、動画前半で「貝の口」、後半で「浪人(侍)結び」をみてみましょう。
「貝の口」と「浪人(侍)結び」、見た目は違いますが、途中までは同じですのでぜひ、2つの結び方を練習してみてください。
自分でできる結び方のバリエーションが増えると、着物を着るのがまた楽しくなりますよ!
同じ着物&帯でも、帯の結び方を変えるだけで着姿が異なってきます。
「貝の口」は引っ掛けたりすると緩みやすいので、帯締めで固定するのがおすすめです。
半幅帯がカジュアルな帯なので、帯締めもカジュアルな三分紐がおすすめです。
貝の口の簡単アレンジ「片ばさみ」は交差するだけ!崩れない最強!
「片ばさみ」も貝の口の変わり結びです。
帯を胴に巻いたら、タレを上に帯を交差するまでは貝の口と同じです。帯を交差するのはこの1回だけ!
あとは、タレを帯の間に挟み入れるだけです。
貝の口よりも簡単ですよ。
「片ばさみ」は、武士が着流している時の結び方で、激しい動きでも解けないと云われた結び方です。
なので、とにかく帯の緩み、崩れが心配な人にはおすすめです。
時代劇「眠狂四郎」を演じておられた田村正和さんの着流し姿では、白の博多織に、この結び方が印象的でした。
ボリューム系大人可愛い「パタパタ結び」は三重仮紐で崩れにくい!
カルタ、浪人(侍)、片ばさみは、帯の形がすっきりしたシンプルな帯結びでした。
ボリュームがあって華やか、大人可愛い帯結びを好む人には「パタパタ結び」がおすすめです。
一見、複雑そうに見えますが、
手先を上に帯を交差 → 三重仮紐のゴムの間にタレを挟む
実は、簡単!
三重仮紐で固定しているので崩れにくいです。
こういうお羽を何枚も作ってボリュームを出す帯結びは、ちょっと崩れたぐらいでは崩れが目立ちにくいというのもいいところです。つまり、
誤魔化しやすい。
なので、難しそう、崩れやすそうと構えずに、気楽にパタパタしてみてください。
以上、崩れにくくて簡単な半幅帯の結び方、「カルタ」「浪人(侍)」「片ばさみ」「パタパタ」を紹介しました。
帯板ですが、動画では
- 帯結びができてから、帯を後ろに回して帯板を入れる
- 帯板を着けてから帯結びをする
2つの方法がありましたが、初心者が着物の上で帯を回すと、せっかくの着付けが崩れやすくなります。
初心者さんには、帯板を着けてから、帯板の上で帯を回すほうをおすすめします。
前結び用の帯板を紹介しておきましょう。
- 表地はツルっとしているので、前で結んだ帯をクルッと回すことができて楽々!
- 裏地は綿パイルを使用しているので、汗を吸いやすくて帯を汗から守ってくれるので安心!
- 脇腹辺りがシャーリングになっているので苦しくなくて楽チン!
- 着脱は、マジックテープで簡単!胴回りに一周して留めるので、前にしかない帯板よりも胸元が安定します。
簡単に帯を回せて、汗対策もできて、苦しくなくて、安定感があるという優れもの。
ワタクシ、この帯板を使うときは胸元が安定するので、伊達締めを省略しています。
おうちで部屋着の上にこの帯板をして、帯結びの練習をするのもおすすめです。
思いついた時、ちょっとした時間で帯結びの練習ができます!
今回は、着物でおでかけするのに、帯の崩れが心配だわ、という人に崩れにくい帯の結び方を紹介しましたが、おでかけがしずらい時、おうち時間にもおすすめな結び方ですので、ぜひ、やってみてください。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございます。
おおきに!
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