ご自愛くださいの正しい使い方は?病気の人に言うのはいい?

2018-11-11

ご自愛ください。

 

素敵な日本語だなぁ~

お手紙やメールの締めくくりに

「ご自愛ください。」

と書かれていたら、お相手さんのお心遣いが伝わってきてうれしいですよね。

 

ご自愛くださいという表現は、

季節を問わずにいつでも使えて

また、丁寧な言葉なので目上の人にも使える

便利な日本語です。

 

今回は、

ご自愛くださいの正しい使い方についてです。

 

目次

ご自愛(ごじあい)とは?

まずは、ご自愛(ごじあい)の漢字を分解してみてみましょう。

自・・・自分、自分の体

愛・・・愛する、大切にする

「ご自愛ください」は

「お体を大切にしてください」

という意味です。

 

ご自愛くださいの使い方

手紙やメールの結びの言葉として、相手の健康を気遣う言葉として使います。

「ご自愛ください」の単独よりも、理由を先に述べて使うことが多いです。

 

理由 + ご自愛ください

 

の構成ですね。

「~なので、ご自愛ください」や

「~の折、ご自愛ください」という表現です。

 

ご自愛くださいを使った例文

  1. 寒くなってまいりましたので、ご自愛ください。
  2. 季節の変わり目ですので、ご自愛ください。
  3. 厳しい暑さが続く折、くれぐれもご自愛ください。
  4. 花冷えの時節柄、どうぞご自愛くださいませ。
  5. 朝夕は冷え込んできましたので、お体をご自愛ください。

 

ご自愛くださいのよくある間違い

次に、ご自愛くださいでやってしまいがちな間違った使い方です。

 

お体をご自愛くださいは二重表現

実は、上述の例文には間違いが一つあるのですが、

お気付きになりましたでしょうか?

 

5番目の「お体をご自愛ください」が

間違っています。

 

繰り返しますが、

「ご自愛ください」は

「お体を大切にしてください」

という意味です。

 

ご自愛くださいの中に、すでにお体の意味が含まれていますので、5番目の例文のように「お体を」付けると、「お体を」が重複してしまいます。

 

お体をお体を大切にしてください

 

と言ってしまうことになるので、変ですよね。

5番目の例文を訂正しましょう。

 

朝夕は冷え込んできましたので、お体をご自愛ください。

 

ご自愛くださいは元気な人に対する言葉

病気や怪我をしている人、入院している人へ、

お体を大切にという気持ちを込めて

ご自愛くださいとつい言ってしまうかもしれません。

 

しかし、

ご自愛くださいは、体調が良好な人に向けて

「体調を崩さないようにお気をつけください」

という気持ちを表す言葉です。

 

ですので、

体調を崩してしまっている人に対しては

ご自愛くださいではなく、

 

一日も早いご回復を心よりお祈り申し上げます

 

といった言葉で、

回復してほしい、元気になってね

という気持ちを伝えましょう。

 

ご自愛ください

 

相手のことを思いやる素敵な言葉ですが、

元気な人に対しての言葉ですので、

病気などで健康状態が良くない人には

使わないようにしましょう。

 

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございます。

すっかり秋が深まり朝夕は冷え込んできましたので、ご自愛くださいませ。

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Posted by tomo