無料の着物着付け教室がタダな理由と注意すること

2021-07-18

そうだ着物、着よう。

と思い立ったら、

まず、自分で着物を着られるようになりたいですよね。

そして、着付け教室を探すと、気になるのが

無料の着物着付け教室。

 

今回は、

無料の着付け教室が無料の理由ともし通うのであれば、注意することです。

 

目次

無料の着物着付け教室が無料なのはなぜ?

着付け教室は宣伝活動

着物を自分で着られないと、なかなか着物を買おう、とは思わないですよね。

ですから、入会金や受講料が無料の着付け教室の目的は、

 

「着物を着られるようになって、着物をお買い上げいただくこと」

 

後半部分の

「着物をお買い上げいただくこと」

のほうが本当の狙いです。

 

商品を売りたければ営業したり、広告を出したりの宣伝活動をします。

それと同じように、着付け教室は着物販売や紹介で運営するための販売促進活動です。

 

カリキュラムに必ずある販売会

着付けの授業は、着物を買っていただくための宣伝活動だからといって、

 

「私どもの着付け教室は、着物をお買い上げいただくための宣伝活動として、着付けを教えています」

 

などとわかりやすく、あからさまには言わないでしょう。

例えば、ある無料着付け教室のホームページをみてみましょう。

 

「コーディネート体験会&販売会」で、着物の楽しみ方を知ってください。

○○○○は、着物を着る人と作る人を直に結ぶ「販売仲介業」。

もちろん、当日その場に並ぶ着物や帯を購入していただけるとありがたいのですが、購入の義務は一切ありませんので、授業の一環として楽しんでください。

 

○○○○は、その着付け教室の名称です。

○○○○では、「コーディネート体験会&販売会」という名の授業で販売会をしていますが、教室によって名前はアレコレと変わるものの、販売会がカリキュラムに組み入れられています。

○○○○の場合は、「販売仲介業」とあるので呉服屋さんへ連れていくなどして、生徒さんが購入すれば、○○○○にマージン(仲介手数料)が入るというカラクリです。

そもそも、○○○○が仲介に入ることで「直に結ぶ」ことにはなっていないのですが・・・

 

「直に」販売会をしている教室もあります。

呉服問屋が着物教室を運営していて、自社商品を販売しているほうが、マージンの上乗せがありません。

その呉服問屋がどの程度の価格帯の着物を扱っているかによりますが、仲介で購入するよりも金額をおさえることができます。

 

無料の着物着付け教室に通う場合に注意すること

着物

どんな商売にもあてはまることですが、商品を売りたければ、

 

買いたい人や

買ってくれそうな人

 

を集めたいですよね。着付け教室に来る人は、

 

着物に興味がある

着物を買ってくれる可能性が高い

 

人たちなので、授業は無料にして集客しているのです。

販売会があるのは承知したうえで、

 

着付けのレッスンは無料なんだから、着物を買わせようとするのは当然だよね

 

ぐらいの割り切りをしておきましょう。

 

また、着付け教室で「教えてもらう」だけでは、着物を自分で着られるようにはなりません。

着付け教室では「着物を着る手順」を覚え、その手順を自分の手を何度も動かして繰り返すことで着ることができるようになります。

着付け教室は、着物を着る手順を覚えるところと心得ましょう。

 

しかし、残念ながら

着物販売には熱心なのに、教える方はやる気なし。

という好ましくない口コミを見かける教室もあります。

そういう教室では、手順を覚えることすら無理なので、さっさと他へ乗り換えましょう。

 

着物を着る手順と着物の基礎知識の授業がきちんとしている、

押し売りではなく気に入った着物を買うことができる、

こういう教室側と生徒側がお互いに満足できる、Win-Winの関係を築いている教室もあります。

 

「無料」という理由だけで着付け教室を選び、販売会で高い着物を強引に買わされた、という好ましくない思いが残るとゼロからはじめる着物生活が、初期段階でつまづいてしまいます。

先述したように、教室の母体によって、販売会の形態が仲介なのか、自社商品の販売であってもどの程度の価格帯なのかも変ってきますので、ホームページや資料請求などで教室のことを知ったうえで選ぶことが大事です。

 

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございます。