半幅帯の結び方!基本の文庫結びと貝の口と簡単アレンジで変わり結び!動画で!

2022-07-28

半幅帯の基本の結び方

「文庫結び」

「貝の口」

から簡単アレンジした変わり結びを紹介します。

半幅帯の結び方は、たくさんありますが、「基本の5ステップ」さえできれば、そこからはアレンジです。

  • 帯結びが全く初めて
  • 帯結びが苦手
  • 浴衣を着る時に文庫結びをしたことはあるけれど、アレンジして変わり結びをしてみたい
  • 文庫結びで小さく結ぶと、気になり始めた体形が目立ってしまう

という方々、ぜひ、半幅帯の基本と、そこからのアレンジを試してみてください。

動画の紹介の前に、まず、半幅帯結びの「基本の5ステップ」をみてみましょう。

 

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目次

半幅帯結び「基本の5ステップ」

献上柄
半幅帯の代表、博多織の献上柄
  1. 手先の長さをとる
  2. 帯を2回体に巻く
  3. 手先を整える
  4. タレを整える
  5. 手先とタレを結ぶ

「基本の5ステップ」ができれば、帯結びは、半分征服です!

新しい結び方になっても、あとの半分を覚えればいいだけです。

文章でみてもわからないと思うので、いまは、帯結びは、

基本の5ステップ + アレンジ

という程度で頭の中に入れて置いて動画をみるとわかりやすいでしょう。

Step1「手先の長さをとる」

帯を結ぶときに必ず出てくる単語「手先」と「タレ」

名古屋帯などの場合は、どっちが「手先」で、どっちが「タレ」なのか基準がありますが、半幅帯にはありません。

まず最初に、「基本の55cm」の長さをとったほうが「手先」になります。

「手先の基本の長さ55cm」についても動画の中で説明があります。

Step2「帯を2回体に巻く」

1回目巻いて、締める、2回目巻いて、締める

この動作も動画でみてみましょう。

Step3「手先を整える」

まず最初に長さを決めたほうが「手先」です。

Step4「タレを整える」

まず最初に長さを決めたほうが「手先」で、帯を2回体に巻いて、余った帯が「タレ」です。

Step5「手先とタレを結ぶ」

繰り返しますが、

まず最初に長さを決めたほうが「手先」です。

どっちが「手先」なのか、無意識にわからずに結ぶと、「手先」と「タレ」、どっちを上にして結ぶのかわからなくなります。

まず最初に長さを決めたほうが「手先」

帯結びが出来上がるまで、最初に長さを決めたほうが「手先」です。

 

では、動画を見ていきましょう。

 

「文庫結び」と簡単アレンジの変わり結び

「文庫結び」で半幅帯結びの基本は完璧!

早速、右腕を伸ばして55cmがどこになるのか確認してみましょう!

「私の55cm」がわかれば、Step1「手先の長さをとる」は完璧です。

「文庫結び」の場合は、「基本の55cm」に「一手分」足します。

「一手分」は、15~20cmです。

この後もいくつか半幅帯の結び方を紹介します。

まず最初に決める「手先」の長さは結び方によりますが、結び方が変わっても「基本の55cm」は変わりません。

「文庫結び」のように「基本の55cm」に「一手分」足したり、「二手分」を足す結び方もあります。

そして、長さを決めたほうが「手先」になること、お忘れなく!

Step5「手先とタレを結ぶ」時、「文庫結び」は「手先」を上にして結びます。

文庫結びを簡単アレンジ!「片流し結び」

次に紹介する動画では、前半で「文庫結び」の復習をして、後半でアレンジした「片流し結び」をみてみましょう。

貫禄のついてきた体形をカバーするコツもありますよ!

基本の文庫結びを簡単アレンジして変わり結び!「重ね片流し結び」

手先の長さをとる→帯を2回体に巻く→手先を整える→タレを整える→手先とタレを結ぶ

までは同じですよ!

基本の文庫結びを簡単アレンジして変わり結び!「結び文」

次に紹介する「結び文」も文庫結びの応用です。

手先とタレを結ぶところまで同じです。

 

「文庫結び」の基本と応用をみてきました。

次は、「貝の口」の基本と応用をみてみましょう。

 

「貝の口」と簡単アレンジの変わり結び

基本の半幅帯結び「貝の口」

「貝の口」でも、「基本の5ステップ」は変わりません。

  1. 手先の長さをとる
  2. 帯を2回体に巻く
  3. 手先を整える
  4. タレを整える
  5. 手先とタレを結ぶ

「貝の口」では、「タレ」を上にして結びます。

三重仮紐で小粋にアレンジ!「貝の口しだれ結び」

次の動画では「三重仮紐」を使っています。

「三重仮紐」があると、半幅帯のアレンジがさらに広まりますよ!

 

まとめ

半幅帯の結び方は、

基本の5ステップ + アレンジ

基本の5ステップ

  1. 手先の長さをとる
  2. 帯を2回体に巻く
  3. 手先を整える
  4. タレを整える
  5. 手先とタレを結ぶ

「基本の55cm」を確認しましょう。

手先の長さは、55cmの基本から、一手分、二手分足すこともあります。

まずは、半幅帯の基本の結び方「文庫結び」と「貝の口」で「基本の5ステップ」ができるようになりましょう。

「基本の5ステップ」ができれば、あとはアレンジするだけ。

正解がない、「私のオリジナル」でできるのが半幅帯のいいところですので、気楽にカジュアルに楽しんでください。

半幅帯を制する者は、着物を制する!

とも言われます。それほど、半幅帯の世界は奥深く、広いものですので、ぜひ、半幅帯の世界に浸ってみてはいかがでしょう。

次の記事では、さらに半幅帯のアレンジを紹介していますので、ぜひ、参考にしてみてください。

 

 

帯結びのコツは、使いやすい道具を使うことです。

帯の前結びに便利なおすすめグッズを紹介しておきますので、ぜひ、参考にしてみてください。

帯の前結びにおすすめ!便利グッズ!

前結び用帯板

綺麗に帯が結べた!後ろへ回したらグチャグチャ・・・残念。

そんな残念なことにならないようにおすすめ!前で結んで形を整えた後、帯と帯板を一緒に後ろへくるっとスムーズに回せる便利グッズです!

着物クリップ

帯を胴に巻いた後、右脇下でクリップ留めしておくと帯がズリ落ちず、両手を自由に使えます!着物クリップは”第三の手”になってくれます。

クリップの挟み部分にゴムが付いているので帯を傷めません。

鈴付きのものにしておくと取り忘れもなく便利ですよ。

三重仮紐

複雑そうな変わり結びが簡単にできてしまう「秘密の小道具」です。

中央の部分が三重のゴムになっています。

手先やタレで羽を作り、ゴムの間に通すと、豪華な後ろ姿になります。

 

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございます。

おおきに!

 

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