浴衣の下駄が痛い!痛くならない鼻緒グッズ!選び方や履き方と歩き方

2021-07-18

夏だ!浴衣でおでかけ!

下駄が痛い(泣

というあなた。

下駄、痛い!は、

  1. 下駄の選び方
  2. 下駄の鼻緒を柔らかくする
  3. 鼻緒をカバーする
  4. 下駄の正しい履き方と歩き方

で解決しましょう!

 

目次

下駄の選び方

下駄

靴とは違う!下駄のサイズ

靴はジャストサイズのものを選びますが、下駄は、かかとが少し、1cmぐらいはみ出るものを選びます。

その理由は、見た目の美しさと安全性にあります。

下駄は、つっかけるように履くのが粋、着姿が美しくみえます。

そして、大事なのが安全性。

かかとが少しはみ出ることで、かかとと下駄の台の間に浴衣の裾を巻き込むことを防ぎます。

 

女性の下駄のサイズ

S・・・21~22.5cm

M・・・22.5~24cm

L・・・24~25cm

LL・・・25~26cm

 

上記サイズは参考です。

試着してみる、購入店にきいてみることをおすすめします。

ちなみに、筆者は、靴のサイズ24cmで、Mサイズを履いています。

鼻緒は太め

下駄でいちばん痛くなりやすいのが、鼻緒に当たる部分。

鼻緒が太めの下駄がおすすめです。

鼻緒が太いと、鼻緒と素肌に触れる部分にかかる力が分散されやすく、鼻緒ずれを軽減してくれます。

 

下駄の鼻緒を柔らかくするやり方

下駄の鼻緒が固い、鼻緒が当たる部分が痛くなる人は、鼻緒を伸ばして柔らかくしておきましょう。

鼻緒を緩めて柔らかくする時の注意点を一つ。

鼻緒は、履いているうちに緩んで伸びてきますので、最初に緩めすぎないように注意しましょう。

引いて伸ばす時に、一気に力を入れて引っ張るのではなく、ジワジワと、伸び具合をみながらやってみるのがコツです。

ほんの少々伸ばすだけで、履きにくい、痛いが解消!あとは、自分で履いているうちに柔らかくなっていきます。

 

鼻緒の痛い対策!鼻緒カバーで痛くならない!

下駄

鼻緒ずれ対策グッズを紹介しましょう。

指の間が痛くなる人には、トングカバーがおすすめです。

指の間と足の甲も痛くなる人には、足袋の老舗「ゑびす足袋本舗」が開発された「こたび」がおすすめです。

鼻緒ずれ対策はもちろん、足裏の汗対策、足の甲の日焼け対策にもおすすめ!

和洋兼用、夏中活躍のアイテムです。

また、カラーバリエーションもあるので、浴衣とのコーデ、マニュキュアとのコーデにもおすすめ!

流石、ゑびす足袋さん!機能性とお洒落、両方を満たしてくれるお品です。

 

下駄の正しい履き方と歩き方で痛くならない!

下駄

さて、下駄を履いた時に痛くならない対策を、

  • 鼻緒を柔らかくする
  • 鼻緒をカバーする

鼻緒で痛くならない方法でみてきましたが、下駄が痛くなる一番の原因、実は、

 

正しい履き方と歩き方ができていない

 

ということにあります。

下駄の履き方!鼻緒は摘まむ

下駄は、靴のように足の大きさとジャストサイズのものを選んですっぽり履くものではありません。

サイズでも述べたように、かかとが少しはみ出るサイズで、つっかけるように履きます。

指の間に鼻緒ずれする人、鼻緒を親指と人差し指の間の奥までしっかり入れていませんか?

しっかり入れるのではなく、指で摘まんで挟み、前へ出すイメージで歩きます。

靴とは違う!下駄の歩き方

下駄と靴では履き方が違うのに、歩き方が同じでは、そりゃあ、痛くなりますわよ。

まずは、下駄と靴では歩き方が違う、ということを心得ましょう。

では、下駄での歩き方です。

 

鼻緒を指で摘まんで挟み、

膝と膝が離れないように擦り合わせて、

足先を真っ直ぐ前へ出す。

 

正しい歩き方をすると、自ずと、歩幅が、浴衣の裾の筒状の中に収まるくらい小さくなるので、着崩れもしにくくなります。

これは「下駄での歩き方」と言うよりも「和服での歩き方」ですね。

関連記事も参考にしてみてください。

街中で、洋服で靴の時と同じように歩いている浴衣女性をよく見かけるのですが、

 

そんな歩き方、アカン!

 

なんて言うと、着物警察になってしまいますが、実際、正しい歩き方ができていないために、鼻緒ずれを起こして痛くなるんですね。

靴での歩き方を忘れて、和服での歩き方を練習してみてください。

最初のうちは、近所のスーパーまでとか、短い距離で練習して徐々に、下駄に履き慣れていきましょう。

和服での歩き方をすると、着姿が断然、綺麗になりますよ!

 

まとめ

今回は、下駄が痛い対策についてでした。

  • サイズは、かかとが1cmぐらいはみ出るものを選んでつっかけるように履く
  • 鼻緒は、伸ばして柔らかくしておく
  • 鼻緒カバーを使ってみる
  • 下駄の正しい履き方と歩き方を練習しよう!これが、一番!

 

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございます。

おおきに!