着物着付けのおはしょり!綺麗のコツ!斜め・膨らむ・脇の処理!動画で
おはしょりが綺麗にできない・・・・・
着物着付けのお悩みのひとつですね。
でも、綺麗なおはしょりって?
着物雑誌などで見られるおはしょりが、ピタッと薄く貼り付いたようでスッキリ、真っ直ぐなので、
- スッキリ、真っ直ぐ → 綺麗なおはしょり
- 膨らんでブヨブヨ、斜め → 不格好なおはしょり
と思い込んでいませんか?
おはしょりの歴史をみてみると、そうでもないようです。
まずは、こちらの記事を参考にしてみてください。
スッキリ、真っ直ぐなおはしょりが、正しい着付けと思われるようになったのは、ごく最近になってからです。
ちなみに、筆者は、おはしょりをちょっと斜めにしたほうが粋な感じになるので、真っ直ぐなおはしょりには拘っていません。
要は、おはしょりも人それぞれ、お好みでいいと思います。
で!ここで、おはしょりは膨らんでても、斜めになっててもいいのね!と思われたあなた、それでOK!この記事を読み進める必要はありません!
でも、やっぱり・・・・・
ブヨブヨ、斜めなおはしょりを、スッキリ、真っ直ぐにしたい!
というあなたは、続きを読んでぜひ、参考にしてみてください。
「斜めになる」を解決!真っ直ぐなおはしょりのコツ!
腰紐を結んでから、上げたり下げたりするだけでおはしょりを真っ直ぐにすることができます。
腰紐を上げるのか、下げるのかは、
- 腰紐の位置を下げると、腰紐より上部分の布が多くなるので、おはしょりが下がる
- 腰紐の位置を上げると、腰紐より上部分の布が少なくなるので、おはしょりが上がる
理屈っぽくなってしまいました、、、簡単に、おはしょりを
- 下げたい → 腰紐を下げる
- 上げたい → 腰紐を上げる
と、覚えておきましょう。
動画の4分30秒ぐらいから脇の処理の説明がありましたが、もっと詳しい動画もありましたので、そちらも参考にしてみてください。
着物の脇の下にできるシワの処理のコツ
脇のシワを気にする前に・・・
脇にシワがあるということは、背中のシワを脇のほうへちゃんと寄せている、ということで、背中のシワはとれています!
なので、あなたの着付けは正しくできています!
背中のシワを脇へ寄せることで、脇の下で生地が余り、シワクチャになってしまっているのです。
では、そのシワクチャの処理のコツをみてみましょう。
「膨らんでもたつく、ブヨブヨ」を解決!一重上げでおはしょりスッキリ!
なぜ、おはしょりが膨らんでブヨブヨ、ごわごわになるの?
答えは、おはしょりに布地が重なっているからです。
なので、胸紐を結ぶ際、重なっている布地を整えながらするとおはしょりがスッキリします!
では、その整え方をみていきましょう。
おはしょりを簡単に一瞬で綺麗にするコツ
おはしょりが真っすぐ、スッキリ出来上がったら、ずっと綺麗なままでありたいですよね。
でも、おはしょりにはシワができやすいんです。
そのシワを一瞬でとる、超簡単な方法はこれです!
おはしょりにシワが出る原因は、”空気”です。
帯とおはしょりの間の空気が、おはしょりのシワになっています。
なので、帯とおはしょりの間に指を入れ、ツツツゥーーーーーと、指を横へ動かしましょう。
こうすることで、帯とおはしょりの間の空気が抜けます。
帯を締めた後もおはしょりにシワが寄りますので、この動作をしてみてください。
帯を締めた後、おはしょりを下に引っ張ってシワをとるのではなく、この、空気を抜く動作をしてください。
着付けをしている時のシワをとる引っ張りはOKですが、おはしょりが出来上がってから引っ張ると、せっかくの着付けが崩れてしまいます。
下に引っ張りたくなる気持ちを抑えて、引っ張らない、引っ張らない。
ツツツゥーーーーーと、指で空気を抜きましょう。
まとめ
おはしょりの3ステップです。
ステップ1. 結んだ腰紐の位置を上げたり下げたりして微調整
ステップ2. 胸紐を結ぶときに、下前をグイっと一重上げ
ステップ3. 背中から脇に寄せたシワは、指でクイっと入れ込んで隠す
真っ直ぐでスッキリなおはしょりの出来上がり!
おはしょりは下に引っ張らない!帯板とおはしょりの間に指を入れて動かすと、空気が抜けて綺麗になります!
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございます。
おおきに!
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